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  野中幾美
   のなか いくみ

 トルコに来て早30年、
 トルコ各地の古い手工芸品に心奪われ、たくさんの美しい
 ものに触れ、蒐集、調査、研究してきました。
 トルコの伝統手工芸の素晴らしさと作り手たちの心を伝え
 たくて
 トルコとトルコの文化伝承のために私がお役に立てること
 があれば、うれしいです。
 
  
はじめに


 1995年にトルコの南、地中海沿いの町アンタルヤでキリムショップをオープンしたのをきっかけに、以降、トルコ各地を巡り、様々な伝統手工芸品と出会ってきました。
 時には作り手と会話し、時には製作方法を見よう見まねで習い、村の女性の大切な宝物を譲ってもらい、キリム、絨毯、イーネオヤ、木版バスク、オスマン刺繍、手織り布、民族衣装、帽子、靴下、古文書・・・・気が付けば、なんでも集めていました。
 そして年々それらの優れた伝統手芸が失われていく様子、現物が手に入らなくなる現実を目の当たりにしています。
 現在のトルコで稀少になったそれらを自分で持つことにより、考えたのが、もっと多くの人に知ってもらえないだろうか、何かを感じとってもらえないだろうか・・・・・ということです。
 私自身の力はとてもとても小さいです。
 でもきっと私にでもできる何かがあるはず・・・・。

イーネオヤコレクション鑑賞会、展示会、講演会などを企画される皆様へ

拙著をご縁に全国のイーネオヤが大好きな皆様と知り合う機会が増えましたこと、大変うれしく思っております。
特に地方の方、お近くにイーネオヤを見る機会のない方から、トルコの本当のイーネオヤを実際に見てみたい、その素晴らしさを一人でも多くの人に知ってもらいたい・・・というお話を伺います。私自身も全く同じ気持ちです。

現在、本に掲載した他に、約2000点の骨董イーネオヤ・コレクション(非売品)を所持しております。トルコ・アンタルヤのショップには出していませんが、見たい方がいらしゃいましたらもちろんお見せしたいと思っております。

トルコにいらっしゃれなくても、年に2回程度帰国しておりますので、小さな集まりでも、事前にお声をかけていただければ日本全国どこでも、イーネオヤを持って赴きたいと思います。

特定の人による集まり、公民館・文化施設などを利用した公開イベント、ショップの販促のための企画イベントなど。「イーネオヤを見たい!見せたい!」という気持ちがあればOKです。詳しくはメールにてご相談ください。
ikumi@mihri.org



野中幾美
「トルコのちいさなレース編みオヤ
受け継がれるイーネオヤを
つくる楽しみ」
(誠文堂新光社刊)


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